CBR900RR Rブレーキホース交換

CBR900RR

材料を買って先送りになっていた、ブレーキホースの交換を進めることになりました。

交換にあたって考える

今回ご用意したのは、ホースはステンメッシュホース。
フィッティングは今までアルミを使っていましたが、今回はステンレスにすることに。
昔はアルマイトの赤とか青とかかっけーじゃんという、厨二センスに染まってたんですが、人生折り返し超えてくると、目立つより渋さにひかれ始めるのです。そう言ってみれば「いぶし銀」的な。

いや、銀ではなくステンレスなんですがね。

ということで、今回はホースの取り回しも変えるため、今の長さやフィッティングの形状は参考にせず、新たに測り直します。

こんな感じで純正と同じようにスイングアームの上部パイプの下を通してたんですが、これだとステンメッシュのホースだと少し無理があるんですね。一番右の画像のように、とくにキャリパー側が。
これの解消を目指します。

ブレーキホース作成

で、ブレーキホースをまず切るわけですが、全長で66cmにしたいので、フィッティングを差し引いた58cmで切断します。
切断には、電動のこぎりを使いました。
サンダーなんかだと、時間がかかりすぎたので。
切り口もいい感じです。

で、次に皮膜をカッターで2cmくらいむきます。
2cmだと少しフィッティングから離れてしまいますが、後工程のことを考えるとしょうがないかと思いました。
その代わり、熱圧縮チューブで保護することにします。
どれだけ効果あるかわからんですが。
で、むいたら、熱圧縮チューブ、フィッティング、オリーブの順にホースに通していきます。
忘れるとすべてやり直しになるしので注意です。

で、ここで、オリーブを差し込んでいく時に、中のテフロンホースをオリーブとの隙間がなくなるまで深く差し込まないといけないんですが、これが苦行なわけですよ。
万力使ったりするといいらしいですが、うちに万力なんてないし。
ということで、自転車用の油圧ホース用のツールでこんなのを使います。

細かい使い方は間違ってるでしょうけど、要はホースを固定しながら上から圧力が機械的にかけられればいいわけで。
これで簡単に押し込むことができます。
アマゾンで1500円くらいで売ってます。

目が老眼でよく見えないので、目視での確認はあきらめて、こんな感じでクリップでひっかくようにして隙間がないか確認します。

次にフィッティングを入れる前にインナーのバリ取りをします。
プラモデルに使う棒やすり(丸)を使って整えてやります。
整えたあとは、PPAPを力いっぱい10分くらいやる感じで頑張ってフィッティングをねじ込んでいきます。
これは滑り止めのついた手袋を使ってやるといいと思います。

で、できあがったのがこんな感じです。
熱収縮チューブはまだ収縮前ですが。
で、つぎはこれを取り付けていきます。

ホース交換

ホース交換にあたっては、中身が空洞のホースを入れるので、フルードを強制的に通してあげないといけません。
なので、キャリパー側にシリンジ(注射器みたいなツール)をつないで、後ろから引っ張ってあげてフルードを通します。

フルードは吸湿性なので、それほど悪さしませんが、念のためウェスで養生しときます。

で、エア抜きまでして完成です。

取り回しがすっきりしていい感じになりました。

シリンダーとキャリパーのバンジョー部分はこんな感じ。

ちょっと不安だった、サイレンサーとのクリアランスも問題なく干渉なさそうです。
ブレーキホースが熱の影響受けるのはまずいのでね。

ということで、リアの方は終わりました。
リア周りの不安要素はなくなりましたね。
これが「リア充」ってやつか(違)

フロントはホース交換の他、キャリパーとマスターシリンダーのOHも同時開催予定なので結構時間かかりそうなので、別の機会で。

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